換気・空調設備の鑑定

換気量、施工、運転条件、不十分な結果の原因を確認。

必要となる場合

室内が蒸し暑い、寒い、空気の逆流や結露がある、またはシステムの性能が争われている場合。

調査するもの

  • ダクトとグリル
  • 換気装置
  • 空調システム

準備する資料

  • 設計図書と施工用系統図
  • 設備の技術資料
  • 調整記録
  • 室内平面図と不具合の申告

質問例

  • 実際の系統構成は設計に適合しているか。
  • 調査した運転条件での動作パラメーターは何か。
  • 施工または調整の不備を示す兆候があるか。
  • 室内の変更は、システムの動作にどのような影響を与えるか。
  • 確認された不具合のうち、申告内容と関連するものは何か。

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業務の進め方

  1. 当初の要求事項の確認
  2. 現場確認と合意された測定
  3. 空気収支と逸脱原因の分析

成果物

測定条件、パラメーターの照合、確認された逸脱の一覧を含む鑑定書。

結論に影響する要因

特定の運転条件を評価するには、設備が立入り可能で、稼働している必要があります。衛生検査室による分析は、別途合意します。

よくあるご質問

一つの住戸だけ調べられますか。

はい。鑑定書に調査範囲と、確認できない共用部分の影響を示します。

グリル付近の風速を測るだけで十分ですか。

システムについて結論を出すには、風量、運転条件、給気に関する情報が必要となる場合があります。

測定値を特定のシステムと部屋に対応づける方法

「換気が機能しない」という申告は、一つの部屋、系統の一つの枝、または設備全体に関するものかもしれません。調査前に、問題が起きる場所、時刻、条件を平面図に示すと役立ちます。条件には在室人数、窓と扉の開閉、排気、空調、周辺系統の運転を含めます。これらの情報は、検証する運転条件と調査箇所の選定に役立ちます。

比較する測定点ごとに、図面上の識別表示、実測値、単位、比較値の出典を保存します。設計風量、ファンの技術資料にある値、グリルでの測定結果は、それぞれ異なる条件を表しています。説明なしに相互に置き換えることはできません。風速から風量を算出する際は、断面形状、測定方法、流れの不均一性の扱いが重要です。

測定記録で検証可能であるべき事項

  • 確認時に、どの設備がどの部屋に対応していたか。
  • 記録された運転モード、自動制御の設定、調整部材の位置。
  • 測定場所と、各測定点の設計図上の位置関係。
  • 使用した元の測定値と、平均値・計算値の算出方法。
  • 立入りできない箇所と、今回の調査で確認しなかったパラメーター。

問題が特定の負荷や設備の同時運転時にのみ起きる場合は、課題に別途明記します。異なる運転条件での一度の測定だけでは、申告された不具合がないことは自動的に確認できません。結果には、直接確認された事実と、追加検証を要する事項を示すべきです。

設計図書に複数の版がある場合は、どの変更が実際に施工されたかを示してください。図面上の設備記号と実機の表示を対応づけると便利です。そうしないと、あるファンの記録を別のファンの仕様と比較するおそれがあります。竣工図がない場合は、その旨を別に記載します。施工時に変更された可能性のある初期設計で、説明なしに置き換えることはできません。

課題についてご相談ください

状況とお手元の資料をお知らせください。質問、業務範囲、成果物の形式について合意します。

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